うつ病彼氏と別れるまでの話【96】

うつ病彼氏と別れるまでの話【1】

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第96話

あとがき

2020年もたくさんこの漫画を読んでいただきありがとうございます。
もともとは私がうつ彼と同棲していた時に色々と思うことがあり、「うつ病　彼氏　別れたい」でググったりして、それでもなかなか同じような経験をしたエピソードが見つからず、モヤモヤが晴れなかったことがこの漫画を描くきっかけでした。

一番辛いのはうつ病を患っている本人。それでも周りの支える人間にも気持ちよく日々を過ごせないようなことが起こります。しかもそのことで病気の本人は責められないし、同じような経験をしている人は多くはないので、周りの友人や家族に話してもいまいち共感されずますます孤独に。。。
そんな人たちに少しでも救いになったらいいなと、この漫画を描いています。なぜなら共感は癒しになりうるから。

しかし、読者の中にはうつ病で苦しんでいる方・かつて苦しんでいた方もいるわけで、DMでも「うつ病患者にこんなこと言うなんてひどい」「ただでさえ辛いのにこの漫画のせいでうつ病と戦っている人のイメージが悪くなる」などお叱りを受けることが多々あります。それはごもっともであり、私自身未熟なところが多いので、彼に対して上手に対応できないことが多々あり、結果、彼を傷つけてしまうことも。
でもこれがリアルだし。と私は描いてしまいます。私や彼のそんな弱いところを「あぁ、そういうこともあるよな」「バカだなあ」と笑っていただけたらと。だって正しいことが面白いわけではないし。弱さも共感や笑いに変えられたらな、と描いています。

長くなってしまいました。改めて、いつも読んでいただきありがとうございます。
お叱りだけでなく、励ましのDMもたくさんいただきました。まだこのアカウントに描き始めて2年も立たず、表現もまだまだ拙いこの漫画に贈ってくださった言葉の１つ１つがとても嬉しいです。ありがとうございます。

相変わらず口が悪い漫画ではありますが、2021年も変わらず口が悪いと思いますが…！ひきつづきたくさん読んでいただけたら、嬉しいです。まだまだ大変な時期が続きますが、皆さんもお体に気をつけてください。2021年も皆様にたくさんたくさん良いことが起こりますように。それでは良いお年を。

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うつ病彼氏と別れるまでの話【97】